こんにちは。
新潟の会計事務所勤務のしまです。
足もみネタだけですと限界がありまして…
足もみなどで個人として活動し、生計を立てる、または、副業で活動したいという人のために、「開業」から「日常の会計処理」、「所得申告」そして、「お客様の増やし方」など記事にしていこうと思います。
開業のメリット・デメリット
私自身、令和5年1月16日から個人事業主として活動しています。
事業は「足もみ」もしていますが、「Webディレクター」「経営サポート」「DTPデザイナー」「Webデザイナー」です。
何か、よく分からない単語が続いているケロ。
分かりやすく、足もみしている人の開業のメリットとか教えて欲しいケロ。
はい、難しいことは置いておいて、簡単に流れを説明します。
開業の①_やりたいと考えたら、すぐに開業届と青色申告
足もみ、官足法で開業しようと思っているけど…
なんか大それたことのように感じるし、ある程度お客さんがついて、実際に収入発生してからでいいんじゃないかなぁ?
いえ、やろうと思ったらすぐに出した方が良いと思います。
実際に、私も収入0、ちょっとやってみるかなぁ、程度の気持ちでしたが、すぐに必要書類提出しました。
これから、メリット・デメリットを書いていきます。
開業するメリット
開業というのはまったく難しくありません。
基本的には、開業届を出し、同時に青色申告承認申請書を提出するのみです。ただし、メリットもあればデメリットもあります。ただ、基本的にはメリットが大きく上回るはずです。
じゃあ、メリットを挙げてみてよ!!
精神論も混ざりますが、だいたいこんな感じです。
- 「雑所得」から「事業所得」に収入の種類を変更できる。
⇒ 年間100万円くらいまでなら非課税で収入できる! - 様々な「事業所得」ならではの節税措置がとれる(別に記事にしますね)
- 開業することで「個人事業主」となり、気持ちが引き締まり、やる気が高まる
一つ一つ見ていきましょう。
ただし、ちゃんと書くとめちゃ長くなるので、シンプルに書いていきます。
この「事業所得」に収入を変えられるメリットは凄まじくでかいです。
日本の税制を知っている人にとっては、このメリットだけで副業する価値があります。
もちろん、会社勤めの人であれば副業許可が必要でしょうが、そこさえクリアできれば今すぐ開業されてください。
そうです。
会社勤めの人が開業し、一定の収入(少なすぎると雑所得です…)を得ると、事業所得とすることができます。
そして、事業所得となれば、一定の所得控除(最大65万円)に加え、自宅を事業場とすれば、自宅の「光熱水費」「自宅の減価償却費」などが計上できます。
さらに、車を使う事業であれば、車のガソリン代、減価償却費、取引先との交際費(実際は友達との飲み会だったりする…)、AmazonKindle、Youtubeプレミアム代などが経費として計上できます(全額ではなく、事業に関係するものだけで、家計と混ざる部分は按分必要です)。
とにかく、個人事業主としての活動は、会社勤めだった人にとっては、感覚が180℃変わるような衝撃だと思います。
お金を使うという感覚から、投資する、経費にする、という感覚に変わります。
気持ちの問題だな~。精神論かぁ?
精神論と言われるとそれまでなんですが(苦笑)。
ただ、開業届を出して屋号を掲げると、気持ちは変わりますよ。
私は少なくとも、「さぁ、やるか!」という気持ちが強くなりました。
開業届と青色申告承認申請書を提出する際に、屋号や職業を決めて提出します。
ここら辺を考え、記載し、税務署に提出する過程で、本当に気持ちが引き締まりますよ。
そして、開業してから半年ですが、それなりに頑張っているせいか、収入としてはすでに50万円を超えています。ありがたや~。
開業するデメリット
開業はメリットだけでないケロ?
ちゃんとデメリットも教えるケロ。
そうですね。
やはり、デメリットも存在します。
私の知る範囲でのデメリットも書いていきますね。
経理処理って何?
面倒なものなの?
これから開業する人にとっての難関の一つが日常の経理処理、年次確定申告です。
とくに、日常の経理処理は「マメさ」が必要です。細かく記録していった人が得するようにできています。この点は、別で記事にしようと思いますが、TRY&ERRORの部分もありますので、恐れずに挑戦してください。
ポイントは、「常に領収書を取っておく」「領収書はすぐに決まった場所にしまう」「定期的にソフトに記録する」です。慣れれば、挨拶、歯磨きなどといっしょでルーティンワークになります。
副業NGの会社は…どうにもならんケロ。
そうですね…。
ネット完結型で匿名で行えるものならいけるかもしれませんが…。
年20万円以下の所得は確定申告不要ですので、開業せずに月1万円を目標にやるのもありですね。
失業保険が使えないのはどうなの?
これもデメリットですね。
会社勤めで正社員の方、パートでも週に29時間超の方なら雇用保険に加入されているはずです。この雇用保険は、失業時に一定期間、失業保険がもらえるものです。しかし、開業していると使えません。
個人事業主は自分で生計を立てますので、失業の概念がないからでしょう。払っているのに使えないのは理不尽な気もしますが…まぁ、制度なのでしょうがありません。
開業される際には、「失業関係ねぇ!稼いでやる!」っていう気概があるか、「まぁ、失業なんてしないでしょ!」という安定感のある会社に勤めているか、何かしら自分を支える信念があった方がよいです。
まとめ
ぬう、なんか半端な終わり方だな。
そうだよ!
開業の仕方、教えなさいよ!!
すいません。
かなり長い文章になってきたので、開業届と青色申告については次回にということで。
とりあえずは、開業の良し悪しを語るところまで…というとこかの。
では、次回に開業届と青色申告承認申請書の書き方を書きますね。
私が実際に出したものも画像で入れようと思います。その方が分かりやすいでしょうし。
ちょっと方向転換じゃな。
まぁ、足もみとも通じる部分はあるか…。
あまり、官足法と違う変な方向の記事に行かんように気を付けるのじゃぞ。