こんにちは!
新潟の会計事務所勤務のしまです!
今回は官足法教科書の5回目です。
なお、過去のトピックはこちら。
官足法の教科書①ー「元気回復 足もみ力、近澤愛沙」
官足法の教科書②ー「からだが蘇る! 奇跡の足もみ、和智 惠子」
官足法の教科書③ー「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった、官 有謀」
官足法の教科書④ー「官足法体験記①、官有謀事務所」
第5回目はまたまた和智さんの本「性の不調に全対応! 毒をかき出す 足もみ大全(2018年)」です。
「女性の不調に全対応! 毒をかき出す 足もみ大全」はどんな本?
またまた和智 惠子さんの本です。
正直なところ、和智さんの本は、
- シンプルなデザイン
- 白を基調としていて、見やすい
という特徴があります。
内容も王道ですので、非常に他人に勧めやすい本です。
前作「からだが蘇る! 奇跡の足もみ(2014年)」との違い
前作との大きな違いは、本が見開きにしやすくなった、ということです。
重石を載せなくても、開いたまんまにできるぞ~。
これは、地味に嬉しい本の構造だと思います。
本を見ながら足を揉む人が多いでしょうから、本を見開きにしたままにできるのはありがたいでしょう。ユーザーフレンドリーな作りですね。
その他の違いは次の通り。
- 写真やイラストが増えて、文字が減っている
- 「揉む時の姿勢」の写真が追加され、より初心者向けの作りになった
- 「豆腐湿布」「みかん酒」などの知恵袋が加わった
一つ一つ見ていきます。
全体的に写真などが増え、より目で見て分かりやすい構造になっています。
これは、かなり初心者を意識しているのでしょう。私も記事を書くときに感じていますが、官足法を文字で説明することは相当に難しいです。
「足も揉む」「棒を片手で抑えて、前傾して体重をかけて…」なんて書いてあっても、よく分からないケロ。
そうなんですよね。
写真やイラストで説明された方が、文字よりはるかに分かりやすいです。
写真とイラストで、かなり初心者が分かりやすい構成になっていると思います。
各症状、「アトピー」「むくみ」などを説明する際に「揉む時の姿勢」の写真が追加されました。
これで、「ん、この反射区揉む時はどういう姿勢で、どんな風に棒を握ればいいんだ?」と悩むことが少なくなると思います。
初心者の場合、いろんな部分でつまずいたり、疑問が出たりするもんね。
前作にはなかった、「豆腐湿布」「みかん酒」などの知恵袋が加わりました。
まあ、必要かどうかはさておき、こういう知識もいいかもしません。
KMRのお店でも、こういう知恵袋を実践しているのかなぁ?
上記のとおり、改良された部分も多くありますが、うーん、いまいちと感じる部分もあります。
これらは、文字が減っているのでしょうがないかもしれません。
とにかく、初心者がKMR桐棒を使って官足法を行うために作られた本です。KMR式官足法に特化しています。KMR桐棒以外のアイテムの使用は前提にないため、ウォークマットやにぎり棒を使いたい場合には参考にならないでしょう。
和智さんはこのグーのポーズが似合ってるガオ!
総評
「女性の不調に全対応! 毒をかき出す 足もみ大全」については、基本的におススメです。
とくに、次のような方に良いでしょう。
- これから官足法を始めたいと思っている方
- 官足法に興味を持っているけど、まだ本は1冊も持っていない方
- 和智さんのお店に行ったことがある方
- KMR桐棒の使用を考えている方
逆に、次のような方は買う必要はないかもしれません。
ということで、前作からブラッシュアップされている部分が多い作品ですが、一方で基本の構造は前作と同じです。
これから始めたい方にはおススメの作品ですが、すでにある程度の知識や経験がある人にとっては物足りなく感じるかもしれません。
私自身はKMR桐棒も使いますので、たまに読んでいます。
ただし、前作の方が理論の厚み、足足法などの小技が乗っているので、読む頻度は多めです。
でもまぁ、 和智さんの官足法に対する誠実な姿勢が伝わるので、良い本ですね。
レビューを見ると、やはり本が開いたままにできること、揉むときの写真・イラストが分かりやすいというものが多いね。
和智さんの本、好きだね!
まぁ、見やすいし分かりやすいしね!