こんにちは!
会計事務所勤務のしまです!
今回は自分でなく、家族に官足法を施術した結果です。
他の人への施術は緊張しますが、効果が出ると倍うれしいものです。
それが、大切な人なら、なおさらです。
ちなみに、以前の体験記は次のとおり。
膜性増殖性糸球体腎炎を足もみで①
膜性増殖性糸球体腎炎を足もみで②
官足法体験記③_肩こり、夜間頻尿、胃もたれ
官足法体験記④_花粉症、冷え性
官足法体験記⑤_乾癬
官足法体験記⑥_腰痛
乳腺炎とは
乳腺炎は産後、女性のおっぱいの中の乳腺で炎症が生じて、
そうです。
しまは男性でして、直接この病気にかかることはありません。
しかし、長男を生んでおっぱいをあげている時期の嫁さんがこの病気になりました。
当初、乳腺炎をよく知らず、乳腺炎になってからググりました。
予想より重い病気でかなり焦りました・・・。
もちろん、嫁の方は産後にクリニックや訪問看護師さんからその病状や予防策を聞いて、いろいろ対策は取っていたみたいですが、なかなか100%の予防は難しいですね。
- おっぱいマッサージに通って、詰まりにくくする
- 脂っこい食事を避け、バランスよく
- 普段の授乳でしっかり飲んでもらう
などしていたみたいですが、なんせ人間のカラダですし、毎日ベストの状態でもありません。
完全な対策というのはちょっと難しいでしょう。
乳腺炎発症と対処
発症
ちょうど、私の実家の佐渡に帰省していたときに乳腺炎を発症しました。
たしか、長男がまだ生後8か月くらいだったと思います。
実家に帰ると、やはりもてなす我が母としては、ご馳走を作りたくなるもの。そして、ご馳走があれば食べます。
食事が良くなかったのか、体調が良くなかったのか、長男のお乳を吸う量が少なかったのか・・・。とにかく、乳腺炎発症です。
悪いことに、帰省中ということでかかりつけ医が近くにありません。しかも、佐渡はクリニック過疎地帯です(泣)。
どうしよう・・・。
明日の朝の船で新潟に戻って、クリニックに行くかな・・・。
でも、今日の夜も大丈夫かな・・・。
乳腺炎で微熱が出はじめ、さらに食事に気をつけなかった自分のせいだ、長男にもおっぱいをきちんとあげられない、と自分を責める嫁を見て、のんきにメシ食べてた自分が恥ずかしくなりました。
乳腺炎への対処
しかし、なって数か月とはいえ、官足法指導員(この時は指導員になったばかりでした)。このような場合に少しでも対処して、嫁を安心させねば!と気持ちを切り替えて、反射区をチェック。なるほど、足の甲がそれっぽいな。
足の甲の指の付け根から、真ん中くらいまでケロ。
とりあえずは、ウォークマットに乗ろう。
調子が整うから。
微熱あるし、辛いかもしれないけど、頑張ろう。
反射区にいきなり飛びつくのでなく、とにかくウォークマットで足の裏を押して、内臓全体の調子を上げます。
辛いながらも嫁さんも15分ほど頑張って乗ってくれました。
じゃあ、胸の反射区押すよ。
痛いかもしれないけど、耐えるんよ。
反射区図表に従って、画像の灰色あたりをにぎり棒で狙い撃ちです。
ちょうど、骨と骨の間で溝になっている部分ですので、かき出すようにもみました。
なお、画像は私の足。
おっさんの足でごめん!
うーん、ちょっと痛い・・・。
あれっ、ちょっと?かなり痛がると思ったんだけどな・・・。
その後も少し強めににぎり棒で押すも、反応はあまりなく。
反射区としては当たっているはずだけど・・・。
ここで、一旦反射区はあきらめ、リンパの反射区、太ももマッサージなど行う。
それなりに痛かったし、太もももラクになったけど、乳腺炎はどうかな・・・
そうだよなぁ、胸の反射区もんで痛みがあまりないのもおかしいなぁ。
うーん・・・
まんべんなく!
分からんから、まんべんなく揉むか!?
ちょっと痛いかもしれんし、意味がないかもしれないけど、足の甲全体をやるね。
もうこれしか思い付かないし・・・。
グーの形のこぶしで。
画像の灰色塗りのところすべて。
つまり、足の甲をもうまんべんなく、もみあげる。
もう、何とか効いてくれ!と思いながら、グーでもみ上げ。
(声も出ないくらい痛そう)!!
すさまじく痛そうだけど、とにかく揉み上げる!
乳腺炎が少しでもラクになりますように!
何とか片足30秒、両足で1分耐えてもらい、その後に白湯を飲んで寝てもらう。
翌朝
すごい!
熱も下がったし、おっぱいも出るよ!!
!!
よかった!
効果あった!!
顔色も良さげで、とりあえず大丈夫そうかな。
夜中に、何か違和感あって、胸を押したらけっこう出たみたい。
それで、かなりラクになったとのこと。
授乳できそうなんで、とりあえず授乳してもらう。
しかし、一口二口飲んで、長男がすぐにおっぱいを吐き出す。
今度は長男が何か異変か!?
しかし、吐き出したおっぱいをよく見ると、なんだか黄色でねばねばしている。
少し嫁と考えたけど、乳腺炎で詰まって劣化したおっぱいの残りが出て、長男はそれが異物と認識して吐いたと結論づけました。でも、理論的には合ってそう。むしろ、きちんと長男が吐いてくれてよかった・・・。
その後は、おっぱいの色など確かめて再度授乳したところ、しっかり飲んでくれました。
一安心。
また、後日にクリニックで診断し、おっぱいマッサージも受けたけど、とくに異常もなく、胸をなでおろしました。
まとめ
いやぁ、この出来事、指導員になって数か月目の出来事で、かなりあせりました。
そして、反射区に頼りすぎてはいけない、という教訓になった出来事です。
官足法の心得は、「力強く、忍耐強く、まんべんなく、針の隙間なく」じゃ!
血液循環療法と反射区療法、両方わすれちゃならんぞ!
そう、反射区の位置も実は人によって少し違いますし、そもそも経験値がない状態でなかなか狙って効果を出せるものではありません。それよりは・・・
とにかく、足全体を揉み上げる!強く、まんべんなく!
ということです。
まんべんなくもみ上げ、各エリアを触診すると、その膨らみやじゃりじゃりした感覚で反射区が何となく分かります。でも、それに頼らずに、すべて揉めばまぁ解決です。
ちなみに
次男の時も軽症の乳腺炎になりましたが、その時はもう少し手早く解決しました。
長男の後からいろいろ考えて、
つまり、炎症なので副腎の反射区が緊急時に効果的。
細菌侵入の可能性も高いので、リンパ(胸、上半身、下半身)も忘れずに。
食べ物、とくに脂っこいものの消化不良も原因と考えると、消化器全体の反射区は有効。
とくに、「胃」の反射区は嫁さんには効果的だった。
でもまぁ、全体のもみ上げが確実です。
もしも、気になる人がいたら、お近くの官足法指導員まで。自分だと、意外に「強く、まんべんなく」はやれません。他人に容赦なく押してもらう方が効きます。
最後に
官足法を学んでいて、良かった・・・。
家族がピンチの時に、少しでも何かしてあげられることがあるというのは違います。
祈るだけよりも、手を使って、知識と経験を使って少しでも体調を良くしてあげられたら、こんなにうれしいことはありません。
他人のカラダなので、緊張もしますが、官足法の原理に従って施術すれば必ず効果は出ます。
ただ、他人のカラダに施術するなら、常に学んで知識と技術を磨かねばダメだぞ!
ですね。
男性は知らないじゃろうが、産後の女性にとっては重大な病気じゃ!
お母さんと赤ちゃん、両方に影響のある怖い病気じゃぞ!