こんにちは!
新潟の会計事務所勤務のしまです!
今回は官足法教科書の3回目です。
なお、過去のトピックはこちら。
官足法の教科書①ー「元気回復 足もみ力、近澤愛沙」
官足法の教科書②ー「からだが蘇る! 奇跡の足もみ、和智 惠子」
第3回目は官 有謀先生の「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった(1986年)」です。
官足法指導員として、この本だけは紹介せねば!
官 有謀先生とは
まず、私自身は官有謀先生と話したこと、教わったことはありません。
官有謀先生は、私が官足法を始めた2014年にはすでに故人でした。
ですので、語れることは、官事務所で聞いたこと、新潟の白井先生から聞いたこと、官足法究楽部の通信で知ったことくらいしかありません。
直接話したことのない人について語るのはどうかなぁ、というのもあるので、簡単にProfileを書きます。
- 台湾出身
- 本職?はバイオリニスト
- 官足法の生みの親
- 発明家
こんな感じです。一つ一つ見ていきましょうか。
官有謀先生は台湾出身の方です。
戦争で日本に連れて来られたらしいです。
その後、台湾に戻って官足法を作ります。
なんで、官足法を日本に広めようとしたのかな?
日本にいたころに、医者か看護師さんか、日本の医療にお世話になったようです。
その時の恩返しの意味で日本に官足法を広めようとしてくれたらしいです。
日本で官足法指導員をしていると、「官足法の生みの親」としてしか知りません。
しかし、台湾では「バイオリンの官先生」としての方が有名とのこと。
お弟子さんも多く、家を4つ持つくらいお金持ちだそう。
日本だと葉加瀬太郎みたいな!?
葉加瀬太郎が趣味で足もみを極めて、広めたみたいな!?
例えが正しいかよく分かりませんが・・・。
たぶん、そんな感じです。
日本に来てからも、講演で歌うことがあるらしいですが、美声とのこと。
多方面に才能を発揮された方です。
天は二物を与え・・・るんじゃなぁ。
官足法の生みの親です。
偉大な創始者です。
台湾は足もみ、足つぼが広まっていますが、このような足もみの方法を開発した官有謀先生は本当にすごいと思います。
また、お金だけでなく、人々の健康を本当に思いやって広めた姿勢が評価されるべきと思います。
そんなに官有謀先生を推しているなら、さっさと紹介すれば良かったケロ。
いや、逸る心を抑えて、本を買った順番で紹介していたんですよ。
本当の気持ちは、最初の最初で1万字くらいかけて書きたいくらいです。
私自身が、間接的にとはいえ腎炎というピンチを救っていただき、家族の乳腺炎、打ち身、便秘などを何とかすることができました。
本当に頭があがりません。
「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった」の特徴
筆者イチ押しの本ですヨ。
デモ・・・
私のイチ押しの本です。
とはいえ、実は初心者向きではありません。なぜなら・・・
字が細かいね・・・。
ぬう・・・
写真も少ないから、読みやすいとは言いづらいな・・・。
そうなんですよね。
40年前の本ですし、当時の構成のままなので、文字が主体なのです。
写真や絵に慣れきった現代人にはちょっと読むのがツライかもしれません。
とはいえ、元祖の本です。良いところも多いです。
足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だったの長所
- 官足法だけでなく、そもそもの身体の原理について記載してある
- 官有謀先生ならではの言葉で書いてある
- 時代が変わっても、普遍の原理であると感じられる
一つ一つ見ていきましょうか。
心臓の働きや足のポンプの役割など、基礎的な身体の役割についてしっかり記載されています。
また、東洋思想的な考え方も交えてあるので、興味がある人は五行の法則など見てみると良いと思います。
とりあえず、官足法指導員であれば最低限この程度は教えられなければというラインが記載されていますので、官足法指導員であればよく理解しましょう。
官有謀先生本人は、お医者さん並みに身体生理学に詳しかったらしいガオ!
官有謀先生の力強い言葉で書かれています。
官有謀先生の講演はいつも満員だったらしいですが、とても力強い言葉を発する人だったのでしょう。
本からもその雰囲気が多少伝わってきます。きちんと「です、ます」調で書かれていますが、文に余計な装飾が少なく、ストレートに伝わってきます。
逃げの言葉もないため、力強く、官有謀先生の自信が伝わる文章です。
文才もあったんじゃろうの。
伝えたいことをダイレクトに伝える文章は、意外に難しいのじゃぞ。
これもすごいところです。
40年前の本ですが、今もなお売れ続け、この原理に従って官足法を施術している人がほとんどです。
後進の方がいろいろな本を出していますが、基本的に原理の部分は変わりません。
あくまで、写真やイラストがついて見やすいこと、その筆者の体験談が加わっていること、他はほとんど「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった」と同じ理論です。
この1冊で、ほぼ完成されているケロ。
純粋に官足法を知りたいのであれば、「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった」ですべて賄えます。
今も売れているスーパーロングセラーです。
私が数冊持っている「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった」の内の一冊。
2017年時点で101刷です。
足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だったの欠点
ほめちぎってばかりというのも何なので・・・。
スーパーロングセラーといえども欠点はあります。
「構成が古い」「字が主体」は前述のとおりです。どうしても40年前の本なので、見た目が古い印象ですし、字が多いので活字に慣れない人には厳しいです。
他に、「アイテムの説明が薄い」これが一番の欠点かもしれません。
ウォークマットや官足棒は写真が載っていますが、にぎり棒や桐G棒の姿はありません。
この本の出版後に生み出されたグッズには当然言及されていませんので、その点がこの本の弱みです。
とはいえ、反射区や血流の大切さなど、不偏の基本理論がしっかりと記載されている点は、やはり至高の一冊と言えるでしょう。
総評
全体的に推しの気持ちが伝わってくるね。
それはまぁ、敬愛する創始者の方ですし。
ただ、万人に勧める気はありません。
とりあえず、「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった」を確実に勧められる人は次のような人です。
- 官足法指導員(というか、指導員になるときに買ってるはず)
- 他に官足法の本を読んで、さらに深く勉強したい人
- 活字が苦にならない人
このあたりでしょうか。
とにかく、前回紹介した「からだが蘇る! 奇跡の足もみ」(和智 惠子さん)など、比較的読みやすい官足法の本を1冊読んだ後の方が頭に入りやすいと思います。
内容としては、特に難解というものでもなく、ある意味わかりやすく書いてくれています。
官足法について、しっかりと学びたい方はぜひ一読ください。
コンスタントに売れ続けている名著だよ!
値段も1,000円以下(2023年3月現在)なので、気になる人は買いなよ!
ようやく、大御所、大本命の登場だな!!