官足法のグッズ_素手

マレーバク
マレーバク

こんにちは!
会計事務所勤務のしまです!
今回のグッズは・・・グッズというか「素手」です。
官足法では、基本的には使用しませんが、今回は使える場面を取り上げてみます。

ちなみに、今までのグッズ紹介履歴
官足法の基礎_ウォークマット(初級編)
官足法の基礎_ウォークマット(中級編)
官足法の基礎_桐G棒
官足法の基礎_にぎり棒
官足法のグッズ_KMR毒出し桐棒プロ
官足法のグッズ_これいいわ
官足法のグッズ_グリグリ棒
官足法のグッズ_桐三角、官足棒

素手の使用は・・・基本禁止

 官足法では、素手は基本的には使いません。

 ウォークマット、桐G棒、にぎり棒・・・いずれのグッズも、素手のデメリットを解消するために先人が発明してくれています。素手のデメリットは・・・

▲ 疲れる、痛める

指が疲れます。
とくに、反射区に効かせようと思えば、相当な力を必要とします。
健康になるために行っているのに、下手すると指を痛めます。

▲ 威力が弱い

単純に指の威力は弱いです。
反射区に効かせられるほどの威力はなかなか出せません。

▲ 効率が悪い

足の裏から、膝上10cmまでもみ、それを左右。
素手でしていたら1時間はかかります。

 このように、とてもではありませんが、足全体を素手で行えるものではありません。
 行うメリットもあまりありません。ですので、官足法では基本的に素手の使用は考えられていません。

 とはいえ、体の部位によっては素手でのメリットもあり、場面によっては使えます。
 その場面について考えてみます。

素手で官足法を行うケース

 あくまで、しまの視点での素手のメリットは次のものです。

◎ 細かい部分に

細かい部分、とくに足指の関節でしょうか。
ここは力を入れると逆に筋肉や骨を痛める可能性もあるので、グッズを使うよりも「爪」を使います。

爪で足指のきわを狙う
爪で足指のきわを狙う
LaQのカエル

爪で、足指の付け根を狙ってるケロ。

こういう細かい場所は、「爪」が狙いやすく、強さのコントロールも容易です。

 こんな感じで、足指の付け根などを狙います。
 この他には、膝裏なんかも手の方がやりやすいかもしれません。

◎ 特定の指の形の方が効きやすい場所に

腰の反射区や尾てい骨の反射区のある足の側面なんかは、特定の指の形を作って狙った方が効きやすいです。
首の反射区のある足の親指の外周もそうですね。

指で腰の反射区を狙う
指で腰の反射区を狙う
ウォークマットと海鳥のエトピリカ

腰の反射区、くるぶし周りを狙ってるのか?

 足の側面何かは、肉が薄く、グッズだと威力が強すぎる場合があります。
 ですので、指で特定の形を作って、狙い撃ちするとやりやすい場合があります。
 しまの場合は、「尾てい骨」の反射区、「首」の反射区あたりは、独特の指の形を作って狙い撃ちします。

◎ 幼児に

3歳くらいまでのお子様に施術する時は、基本的に素手で行います。
大人に比べて、まだ足の骨が固くないですし、皮膚も柔らかいです。
ですので、威力が弱く、調節がしやすい素手のほうがコントロールしやすいです。
施術されるお子様の恐怖心も少ないですしね。

指で足裏を押す
指で足裏を押す
マイッキー

子供の足・・・じゃなくて、オッサンの足じゃん!

いやぁ、しまの長男の足を乗せたかったんですが・・・。
また今度撮れたら掲載しますね(汗)

 お子様を施術する場合は、最初は素手から入った方がいいと思っています。
 年齢にもよりますが、3歳までは間違いなく素手で。4歳以上なら、素手で試してあまり威力が出せないなら、桐三角を使います。

桐三角とたかあしがに
桐三角とたかあしがに

 とくに、1、2歳の子の場合、まだ歩行距離も少なく、足裏が柔らかいです。骨も未成熟なので、絶対にグッズは使わないで素手で行ってください。
 自分は胡坐、その上に座ってもらい、後ろから抱っこのような形で話しかけながらすると安心してくれると思います。

ブラキオサウルス

安心感が大切だよ。
痛い瞬間も最小限に抑えるようにしてね。

 このほか、グーの形にして、足の甲にある胸の反射区を一気に揉み上げる、なんて方法もあります。乳腺炎の記事でやった方法です。
官足法体験記⑦_乳腺炎

蛇足

 官足法と似ている足もみ療法で「若石法」というものがあります。
 こちらは、素手がメインのようです。
 しまは官足法しか学んだことがないのでよく分かりませんが、素手で行うというのはすごいなぁ、と思います。
 グッズの便利さ、効果を実感している身としては、とても素手で行う気にはなれません・・・。

まとめ

 これから官足法を始める初心者の方は、間違っても素手では行わないでくださいね。
 たいして効きませんし、疲れるので続きません。
 下手すると指が炎症起こして怪我します。

 初心者の方はとにかくウォークマット、ウォークマット一択です!